ねいぶの気ままなゲームレビュー

3月8日本格始動!主にゲームのレビューをしています。一年に50本以上のゲームをプレイしております。

Wo Long: Fallen Dynastyレビュー・感想 超爽快!死にゲーアクション!

こんにちは!ゲームレビューをしているねいぶと申します。(@Naive_123)

今回は待ちに待った死にゲーアクション【Wo Long: Fallen Dynasty】通称ウォーロンをレビューしていきます!

最初に言っておくと今作は初心者、上級者共に楽しめる作品だと思います。

三国志お馴染みのキャラクター(関羽曹操張飛など)が登場し、興奮が止まりません!

エンディングまでプレイし、良かった所や惜しい点をまとめました。

 

作品紹介

発売日 2023年3月3日

ハード

ps4/ps5/xbox(one,sx|s)/PC

クリア時間

30時間
ジャンル アクション
開発会社 コーエーテクモゲームス

1.作品概要

西暦184年、後漢末期の中国。

世は戦乱と異形の存在「妖魔」がはびこり、

長きにわたって繫栄した王朝も今や崩れ落ちようとしている。

張角率いる太平道による「黄巾の乱」が激化するなか、

義勇兵である主人公は、黄巾討伐に向かった先で、とある少年と出会う。

この出会いをきっかけに陰謀渦巻く乱世へと呑み込まれていく。

※公式より引用

本作は仁王シリーズを手掛けたTeam NINJAが開発。三国志を舞台とした死にゲーアクションRPGである。

SEKIROを彷彿とさせる敵の攻撃を弾く化勁や、魔法のような攻撃の仙術、武器それぞれに与えられている武技を使って数あるマップを攻略していくゲームシステムです。

仙術のスキルツリー

戦いを有利に進める上で、仁王から受け継がれた武具のハクスラ要素があります。

 

基本的には他のソウル作品と同じように敵を倒し経験値を獲得➡篝火の役割である軍旗でレベルを上げ、マップ終盤にボスに挑む形です。

レベル上げ

敵と主人公には士気ランクというものがあります。これはいわゆる戦闘力で、旗を立てたり敵を倒すことで士気ランクが上がります。

 

また、スタミナの概念がない代わりに氣勢(きせい)ゲージというものがあり、マイナスになっていくと相手(自分)の体勢が崩れ絶脈という強力な攻撃が行えます。

 

2. 良かった点

1.スピード感のある爽快な戦闘

今作は化勁により相手の攻撃を見極めなければなりません。最初は雑魚にでも苦戦していましたが、操作に慣れコツを掴んでくると戦闘が一気に楽しくなります。

スタミナが無い分連続で弾くことができ、かなり気持ちいいです。

特にボス戦は何回もリトライして行動パターンを見極めると脳汁が止まりません(笑)

弾きまっくた後の絶脈は最高です!

操作性もよく、主人公はサクサク動くのでスピード感もあります。

 

2.武器・防具のバランスが良い

今作は様々な武器種があり、全部で13種類あります。自分は全ての武器を試してみましたが、飛び抜けて強いようなものは無くバランスが保たれていました。

ハクスラ要素で強い武器は出ることがありますが、それでもバランスが崩れることはありませんでした。

どの武器種も使っていて楽しいので飽きたら気軽に変えることができます。

防具に関しても軽い装備、重い装備共にバランスが良かったです。自分のプレイスタイルに合わせて考えながら組むのが面白いと思います。

余談ですが、武器・防具は性能はそのままに見た目を変えることができる点はかなり高評価ポイントでした。

3.リトライがしやすい

死亡すると近くの軍旗に戻され、仙気と士気ランクが減ります。

仙気は経験値の役割なのですが、ここで今までのソウルシリーズはすべて失うことになります。しかし、今作は経験値の消費は半分に抑えられているのです!倒された敵を倒すと全て帰ってきます。(報仇雪恨)

なのでもし2度死んでも1から集め直さなくても良いシステムになっています!

さらに、何度もリトライさせられるであろうボス戦の近くには軍旗があり、すぐ再挑戦することができます!(テンポがいい!!)

 

4.初心者にも優しい

上記で述べた通り、リトライしやすいシステムもそうですが、今作はNPCがほぼすべてのマップで同行するようになっています。

また、アイテムを使い好きな登場キャラクターを二人まで呼び出すことが可能です。

初心者の方でも慣れてくれば雑魚的にも苦戦せずに進めることができるゲームシステムになっています。

3.惜しい点

1.武技やアイテムの需要がない

今作のアイテムには体力を回復する龍癒の壺のほかに、状態異常を回復するものや自身にバフをかけられるものがあります。

しかし、デバフである状態異常がそこまで戦闘を不利にするものではなかったと思います。結果的に使うアイテムは体力回復のみでした。

自分がプレイしているときは龍癒の壺しか使いませんでした。

もう少しデバフ効果を強くしても良いのいかなと思いました。

また、武器の技である武技は正直強いと呼べるものは無く、あってないようなものだと感じました。

戦闘がスピーディーなだけあってモーションの遅い武技を使うとテンポも崩れちゃうんですよね。

武技は自分で選択できるのではなく、完全にランダムです。ハクスラ要素も相まって終盤には完全に空気と化していました。

「レア度高くて攻撃力も高いのに武技が弱い」なんてことが多々ありました。

 

2.NPCが強すぎる

良いところでも述べましたが、NPCは初心者にとって優しいシステムだと思います。

しかし、マップによっては最初から強制的にNPCが同行するところがあり、死にゲーに慣れているプレイヤーだとかなりヌルゲーになってしまいます。

ましてや二人同行してきた場合では、知らないところで勝手に雑魚的を倒してきてしまいます(笑)

アイテムを使えばNPCの同行を外せますが手間なのです(´;ω;`)

強制同行は無くし、いつでもNPCを呼べる回数制限なしのアイテムがあればよかったと思っています。

 

3.弱いボスと強いボスの差が激しい

今作のボス戦は非常に楽しいものになっています。しかし、全体的にそこまで強くないボスが多かった印象です。

ボスによっては初見撃破もざらではありません。それでも強いボスは本当に強く、人によっては数時間がかかるかもしれません。

最初のチュートリアルボスは最強レベルでしたね(笑)

せっかく良いビジュアルのボスが多いのに、早く倒してしまうと記憶に残りにくいので残念です。

 

4.注意点

現在発売時点では、pcによる最適化不足で評価がかなり下がっています。

例:steam やや不評

私自身はxboxゲームパス版をプレイし、クラッシュに数回遭遇しました。

その他に、120fpsに設定しているのにも関わらず60fpsしか出力されないなどがありました。(RTX3060使用)

 

5.エンドコンテンツについて

クリア後にはやりこみ要素であるハードモードが追加されます。

経験値がたくさん手に入り、武器のレア度も上がります。

本編よりも難しくなっているので腕に自信のある方は是非!

 

6.最後に

死にゲー作品の中でも今作はトップクラスに良い出来だと思っています。

「どうせ難しいから....」と思っている食わず嫌いの方にこそプレイしてもらいたい作品です!

爽快感アクションや達成感のあるゲームプレイは圧巻でした!

ストーリーの終盤は怒涛の展開ですよ!

今作はXbox game pass 対応ということでかなりお得にプレイすることができます。

初回加入一カ月100円でプレイできます。(その後は850円)

購入を迷ってる方や、死にゲー初心者の方にはぜひ一度プレイしてもらいたいです!

また今後DLCが2023年の6月、9月、12月と配信される予定ですのでエンドコンテンツをやりながら気長に待ちましょう。

ちなみに私のエンディング後の死亡回数は87回でした。